【記事概略】原爆供養塔は原爆犠牲者約7万人分とされる遺骨を安置している。大多数は「氏名不詳」だが、名前が判明しながら引き取り手がない遺骨が813人分ある。中国新聞は地道な取材の積み重ねで広島市による原爆犠牲者の初めてのDNA型鑑定による身元特定と遺骨返還を実現させた。その結果が原爆供養塔の骨つぼ総点検につながり、犠牲者の名前の誤記や住所など新情報が分かり、さらなる身元判明の道を開いた。新たな納骨名簿は7月に全国の自治体や被爆者組織約2千団体に発送されている。


名簿の名前や遺族に心当たりのある人は、広島市原爆被害対策部調査課へ
ご連絡ください。
電話082(504)2191=平日のみ。メールはgentai@city.hiroshima.lg.jp





【推薦理由】被爆地・広島の地元紙としての使命に忠実であり続ける。今年の8月も記者たちの想いが伝わってくる紙面を展開した。原爆供養塔納骨名簿の特集紙面からは、遺族を探し出したい執念を感じる。一人一人の名前に目を通したが、どんな人生が一発の原爆により絶たれたのかと思うと、胸が詰まる。
(推薦者名 監事 宮岡孝之)

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